1930年代台南で有名だった酒樓「寶美樓」の名菜。その名の通り、城に見立てた「一品烏參(ナマコ)」が皿の真ん中に盛り付けられ、周りにスープをかけ、エンドウ豆をまぶし、「撒豆成兵(まいた豆が兵となる)」という伝說を表しています。山海樓ではチキンスープ、青ネギなどでナマコを70分間とろ火で煮込み、しっかりと味をしみ込ませました。噛むとナマコの中に包まれたエビすり身の甘みが広がり、当時の酒樓料理の繊細な味が偲ばれることでしょう。(2日前までに注文の必要あり)