山海楼に足を踏み入れると、名門の家に伝わる洗練されたロビーの迫力を直ちに感じることができます。右側には、基隆崁仔頂と澎湖から当日空輸で直送された天然の魚介類を保存する海鮮食材室があります。また、一般席スペースには、屋外庭園へ休憩と花見に出られるよう通路が設けられており、1930年代の文人や名士が通った酒楼の優雅なセンスにも匹敵する雰囲気を醸し出しています。
独立したVIP専用通路と専門スタッフによる案内で、最上級のプレミアムなサービスをご満喫いただけます。個室蓬莱閣には独立したテラスがあり、個室内から屋外庭園の景色を直接観賞することができます。ご家族の宴席からビジネスの集まりまで、ここなら抜群の隠れ家的ムードをお楽しみいただけます。
江山楼、山水亭、春風得意楼、東蕙芳、平楽遊、宝美楼など、どの個室も1930年代の大稻埕の有名酒楼に因んだ名称が付けられています。その中で手の込んだ精巧な台湾料理を味わえば、まるで台湾料理のあの最も輝かしかった時代に戻ったような気分になります。
2階の個室「酔仙閣(すいせんかく)」からは仁愛路の両側に並ぶ木々を目にすることができ、都市の喧騒の中で心に落ち着きをもたらしてくれるだけでなく、食事もいっそうゆったりと優雅に楽しむことができます。「酔仙閣」は日本統治時代に本島人 料理を取り扱った府城・台南の三大酒楼の一つである。その名前につけられたこの個室は歴史を感じられる空間で、素晴らしき台湾料理が主役になった昔の豪華絢爛な宴会を想起させる。
入り組んだ趣きのある庭園では、落羽松、軟枝スターフルーツ、マンゴーなどの原生品種が幾重にも重なり、桜、桃の花、もみじなどが季節の移り変わりに従って、庭園の中で大自然のシンフォニーを奏でます。